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社会学的なまなざし - 2013.11.19 Tue

 昨日は横浜慶友会が主催した講師派遣の講演会「社会学的なまなざし」を聴きに久しぶりに横浜へ出かけて来ました。講師は9月末まで慶應通信文学部の副部長を務めてらしたという岡原正幸先生。人気の高い先生らしく会場は満員で、卒業生OBの方も多く出席されていたようです。
 初めに慶應義塾塾歌を斉唱したのはびっくり。伴奏はもしかして蓄音機の音?と思うようなテープでしたが、堂々と歌える方も少なくなかったからすごいです。昔私が出た大学も六大学の一つだったため、野球の試合の応援に行った時に慶應の「若き血」は何度か生で聞いたことがあるけれど、塾歌は初耳。例会の時は毎回歌うのでしょうか?

 岡原先生のお話は、フランス革命をきっかけに始まった近代社会(市民社会)では、理性を備えた人間が社会の構成員として認められ、近代的個人とみなされたけれど、それは当初、フランス人の納税者で健康な男子のみを指していた。そうした理性的な常識人、すなわち合理的判断ができて適切に行動する筈の人々が争い合い、戦争も主導もした。
こうしたいわゆる理性的人間からはずれた人を研究するのが社会学、というアプローチから始まって、現代社会では理性の反対にある感情が、個人が個人であることを確認するために重要となる。生い立ちや年齢・職業にも関係なく、自分の意志や自我を優先させるがゆえに、死ぬまで自分自身を上書き更新して行かなければいけない、という内容でした。

 先生のご専門の感情社会学という言葉も知らなかった私にはとても興味深いお話で、感情社会学についてもっと知りたくなりました。講演会に行くと視野が広がるって本当ですね。岡原先生ご自身も人間的魅力にあふれる方のようにお見受けしました。
 先生と直接お話しできる数少ない機会だから、本当は懇親会も参加した方が良いに違いないけれど、この歳になっても同じ通信生とはいえ全く知らない方々の中に入って行くのはかなり苦手。代わりにフラフラっと横浜の大きなユニクロに吸い込まれて、フリースジャケットを買って帰りました。
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